整形外科とは主に脊椎、四肢(手や足)の運動器を構成している骨・関節、関節を連結する靭帯、筋肉や腱、脊髄および末梢神経の疾患による機能障害や外傷による損傷を診断・治療する診療科です。
当院ではお子さまから成人、高齢者までの方の診療を行っております。
首、腰、肩や腕・肘・手、脚・膝・足の痛み
手や足などの痺れ
打撲、骨折、脱臼、捻挫、火傷、各種外傷
スポーツによる故障、運動中の体幹・四肢の痛み など
腰痛、膝痛、肩こり、関節痛、神経痛、スポーツ外傷、骨折、打撲、切り傷、脱臼、リウマチ、骨粗しょう症 など
骨折
骨は基本的にはとても丈夫にできていますが、何らかの原因で骨の強度以上に大きな力が外から加わった際に、骨折が起こります。
骨折には様々なケースがあり、骨折した部位や範囲により、重症度も異なりますので、治療法も変わってきますが、折れてしまった骨を元の位置に戻して固定することが、基本的な骨折治療になります。
打撲
打撲とは転倒や外からの衝撃による、軟部組織の損傷のことをいいます。
損傷を受けた組織は修復される際、酸素や様々な物質が血液を介して損傷部に運ばれるため、通常以上に血のめぐりがよくなります。これに伴い、損傷部がはれたり、赤みを帯びたり、炎症を起こします。
軽度の打撲であれば、湿布を貼って包帯で圧迫固定すれば1週間から2週間ぐらいで完治しますが、関節周囲の打撲や出血・腫脹の強い打撲では固定や施術を要する場合があります。
脱臼
脱臼とは関節を構成する骨が外れてしまい、もとの正常な状態に戻らない状態をいいます。
完全に関節が外れたものを完全脱臼、位置がずれた程度のものを亜脱臼といいます。
いずれも、関節を支える靱帯組織に損傷が起こり、関節が動かなくなり、痛みと腫れが発生します。
脱臼が疑われた場合は関節を構成する骨を本来の位置関係にもどし、損傷を受けた関節周辺の組織が修復するまで固定します。